♪にんしん3かげつめ♪
高温期 [1999年12月03日(金) 8W1D]
もともと、平熱が高い私は、普通の時でも、低温期で36.5℃くらい、高温期の時は、37.0℃前後になっている。
妊娠すると、3ヶ月くらい、高温期が続くのだが、さすがに高温に慣れているとは言え、毎日37℃前後の熱が続くのは、体力的にかなり辛い。
朝、熱があるのはわかっているけど、実際熱を測って、本当に熱があると気力がなえるので、なるべく測らないようにしているのだが、だーりんが「熱があるから測れ!」と言うので測ると37℃くらいある→仕事休まされる、という日が続いている。
最近は熱を測って37℃くらいだと、「ほらほら、無いでしょ?」と見せるのだが、それでも半信半疑で、しかし、さすがに1ヶ月も37℃が続いたら、「高熱が続くんだねー」と納得してくれたようで、今日は37.1℃だったが、仕事に出してくれた。
心配してくれるのはすごく嬉しいのだが、あまり過保護にされると、私は図に乗るタイプだから、もう少し頑張らせてくれ>だーりん。

限度を知らぬ女 [1999年12月04日(土) 8W2D]
「お腹が空くと気持ちが悪くなる」という教訓を得たので、気持ち悪くなったら食べればいいんだ、と思い、食べつづける日。
朝からご飯の合間におむすびやらパンやら食べつづけていたら、夜寝る前気持ち悪くなり嘔吐。
そう言えば、はじめて「つわり」を経験したのも「食べ過ぎ」が原因だった。
学習能力が無い、というか、限度を知らない、というか、自分で自分が情けなくなった。

[1999年12月05日(日) 8W3D]
朝方、不思議な夢を見た。
姪っ子にそっくりな女の子が、にこにこしながら私のほうに近寄ってくる。
歳は4歳から5歳くらい。
頭の中ではその子のことを姪っ子と認識しているのに、夢の中の私は、その子の事を、姪とはまったく違う名前で呼んでいた。
誰だろう?と思ったところで目が覚めた。

いろんな人に妊娠を告げると、「きっと男の子だろうね」と言われるのだが、もしかしたら女の子なのかもしれない、とちょっと思った。
しかし、夢の中のその子のこと、私は「カレンちゃん」と呼んでいた。
「カレンちゃん」って誰やねん。
女の子だったら、この名前!というのを、かなり前から決めているのだが、その名前とも違うし。。。

だーりんに話したら「かわいい名前だねー、どう書くの?」と聞かれた。
どう書くかは、私も知りたいよ。

集中力の欠如 [1999年12月08日(水) 8W6D]
集中力が無くなっている。

仕事は、もとから集中なんてしないでやっていたので、あまり変わらないんだが、
大好きなマンガを読んだり、アニメを見たり、ドラマを見たりとかしたときに、頭に全然入ってこないし、なんだかすぐ疲れちゃって、途中で投げ出してしまう。
なんか、自分がだんだん廃人になっていく気がする・・(^^;;

ところで、あまり「おめでた」とは関係無いんだが、今日は、だーりんと付き合いだした記念日なんだよーん(^^)。
いわゆる「初デート」の日、というのだろうか。
もう9年目になる。時の流れって、早いねぇ。

10年目のお祝いは、3人で、できるかな?

第2回検診 [1999年12月09日(木) 9W0D]
行ってきました。第2回検診。
待合室に行くと、今日は比較的、待っている人が多い。
やっぱり他の人のお腹に目がいってしまう。
ちょっとお腹が目立ってきたねー、という感じの人から、もうすぐ生まれそうだー!という人まで、いろいろ。私なんて、まだ全然普通だよなぁ(当たり前)
30分くらい待たされて、診察に入る。
今日はどーしてもつわりの対処法について聞こうと思ったのだが、私が聞く前に、お医者さんの方が
「つわりは?どう??」
と言ってきた。
「結構辛くて・・・。3日に1回くらいは吐いちゃいます(;_;)」
と涙ながらに(?)言うと、先生は「ふっ」と鼻で笑って一言。
「なんだ、たいしたこと、ないじゃん」
うおー、そうなのかー。みんなもっと大変なのかー。と思い、結局、対処法を聞けなかった私(^^;

その後、超音波検査。
前回は内診鏡のようなものを中に入れて見たのだが、今回は「もう上から見えるはずだから」と言われ、普通の診察ベッドに寝かされて、お腹の上に超音波の機械をあてられた。
「ほら、これが赤ちゃんだよー」
と言われた物体は、確かに以前より大きくなっていて、なんとなくくびれのようなものがあるような無いような・・(^^;
で、真ん中の辺りで点滅している部分がある。
先生がそこを指して、「ほらほら、これ、心臓。動いてるでしょ?」と教えてくれた。
ほ、本当だ。動いている。
明らかに私の心臓のリズムとは違うリズムを打っている。
生きてるんだー。と思ったら、静かな感動が押し寄せてきた。
今回、体長、19.6mm。着実に大きくなってるねぇ。。。
前回もらえなかった、超音波写真。今回はどうしてももらうぞっ!!と思っていたのだが、それを言う前に「はい、これ、ダンナさんに見せてあげてね」と言って、写真をくれた。
この先生、かなり侮りがたい。人の心を読む能力があるに違いない(笑)

心臓が動いていることが確認できたから、ということで、母子手帳をもらうための書類を出してくれた。この書類を持って、市の保険センターに行くともらえるらしい。
それから、妊婦としての心構えとか、注意とかを別室で教えてもらった。
なんか、だんだんそれっぽくなってきた。

家に帰って、さっそく写真をだーりんに見せる。
「・・・・・・・わかんない・・。」
うむー、確かにわかんないんだよな、写真だと、心臓動いてないし(^^;;
とりあえず「豆」と呼ぶことにした(笑)
来月は、豆に手足が生えているのだろうか。

エチケット袋 [1999年12月12日(日) 9W3D]
つわりがひどいと、いつどこで吐き気を催すかわからないので、
出かけるときは、必ず「エチケット袋」を持っていけ、と、
私の買った本(妊娠の時読む本って、なんて言うんだろう、「育児書」じゃないよね(^^;)
に載っていたし、義母にも言われたので、バッグの中にいつも袋を入れてはいるのだが、
実際に使うとなると、ただのスーパーの袋じゃ、他の人にも迷惑だよなぁ、
なんかいいものないかなぁ、と思っていた。
そんな時、買い物に行ったスーパーの医薬品売り場に、エチケット袋発見。
ちゃんと「乗り物酔い・つわりの時など」と書いてあった。
なかなか使えそうだと思ったのだが、商品名が「エチケット袋・ゲロゲロ」というあまりにストレートなものだったので、買うのに躊躇し、結局買わなかった。

商品のネーミングって、大事かも。

母子手帳 [1999年12月15日(水) 9W6D]
昨日、仕事をさぼって(^^;、だーりんと二人で母子手帳をもらいに行ってきました。
12:30ごろ市の保健センターに着いたのだが、中は真っ暗。
1時まで昼休みとの事、まったくお役所ってやつは、と思いつつ、自分もその仲間なので文句が言えない(^^;
保健センターって所は、自由に使える血圧測定器や身長計などがあって、結構おもしろいので、待ち合わせ中、だーりんとそれで遊んでいると、女性の方が来て、「もしかして、母子手帳??」と聞いてきた。
「はい」と言うと、調度彼女が母子手帳等の係の方だったらしく、1時になる前に話を聞いてくれた。

ただ母子手帳をくれるだけだと思ったら、その前に家庭環境等、根掘り葉掘り聞かれる。
「ダンナ様と二人暮らしですか?」と言われたので「いえ、義理の両親と同居してます」と言うと、「どう?うまくやってます?」と聞かれる。
妊婦には過度のストレスは禁物だから、ということらしいが、それに関してはうちの場合はまったく持って無用の心配。
「実家より待遇良くしてもらってます」と言うと、保健婦さんはにこっと笑って「それなら大丈夫ね」と言った。

そんなこんなで約20分ほどお話をして、ようやく母子手帳をもらう。
この母子手帳、子供が6歳になるまで使うらしい。
全部使いきった時、世の中、どうなってるんだろうねぇ。。。

ところで、母子手帳の番号が「678」番だった。なんかいい感じ(^^)

雑誌購入 [1999年12月17日(金) 10W1D]
妊婦のための雑誌「たまごくらぶ」を買った。(ほこちゃん、買ったよー(^^))
実は先月分も何度か買おうと思ったのだが、特集記事が、「まだ私には早いなー」と思って買わなかった。
今回は、来年分のカレンダーも手帳もついてるし、ま、それだけでもいいや、と思って買ったのだが、中を見てびっくり。
実は私、こういう雑誌って、もうそれなりにお腹の大きな人達のための雑誌だと思っていたら、あなどるなかれ、私のような、本当の卵さんにも充分役立つものだったのね。(あたりまえ)

ということで、かなり読みふけってしまったのだが、こういう雑誌を読んだりしていると、実感がそれなりに沸いてくるもので、「なんだかんだ言っても、あと半年ちょっとしたら産まれるのねー?」という妙な焦りを感じてしまった(^^;

ところで、この雑誌に、別冊の通販カタログがついていたのだが、その中でマタニティドレス(?)を着ているモデルさんが、、、若いっ!!
どう見ても20代前半、下手したら10代なんじゃないか??
なんか、妙に自分の歳を感じた瞬間でした(笑)

ちびまる子ちゃん [1999年12月20日(月) 10W4D]
昨日、久しぶりに「ちびまる子ちゃん」を見た。
「ちびまる子」は、静岡の話だし、まるで小さい時の自分の日記を見ているようで、いつも昔を懐かしんで見ていたのだが、(あのマンガは、静岡県民だと、普通の人の1.5倍は楽しめると言われているらしい)、昨日はなぜか、まる子の母親サイドで話を見ていた自分に気付いた。
話は、クリスマスのことで、友達とやるクリスマス会のプレゼント交換用の人形を、お母さんに教えてもらって作るところと、まる子が「ケーキはアイスケーキがいいなぁ」とさりげなくお母さんにリクエストすると、それをお母さんが買ってきてくれる、というものだったのだが、特にケーキのところはちょっと感動だった。
「お母さん」ってああいう、子供が何気なく言った一言をちゃんと形にして返してくれる、不思議な魔法を持ってるよな、って思った。
自分も母親になったら、ああいう不思議な魔法を使えるようになるかしら。
私、あまり考え無しだから、ちょっと不安。

ところで、これはまったく余談だが、野口さんのおじいちゃんがクリスマスに団子を用意したり、まる子のおじいちゃんが焼きイモを焼いたりしているのを見て、「おむすびクリスマス」を思い出してしまった(笑)

夫婦喧嘩 [1999年12月22日(水) 10W6D]
昨日、妊娠して初めて夫婦喧嘩をした。
といっても、よくマンガとかであるような皿が飛んだり、平手打ちされたり、泣き喚いたり、という、そういうはげしい喧嘩ではない。
だから、「喧嘩」とは言えないかもしれない。

我が家の場合は、私が堪え性が無くて、いつも、何か頭に来たときは、すぐに爆発して、彼に言いたいことをぶつけてしまう。
しかし、ほとんどの場合、彼がそれを黙って聞いてくれるので、めったに喧嘩にならないのだが、そんな生活を続けているので、少しずつ彼の中で何かが蓄積されていくらしい。
そして、1年に1度か2度ほど、それが静かに爆発することがあり、昨日、まさにその状態だった。

夜遅く仕事から帰ってきただーりんが、せっかく起きて待っていた私に向かって、「こんな遅くまで起きてちゃだめでしょ。」と言ったのが原因。
私だって、眠かったけど、遅くまで仕事を頑張ってるだーりんの為に、と思って、一生懸命起きて待ってたのに!とカチンと来た。
そしていつものように、ブツブツと文句を言って当り散らしていた。
初めはそれでも我慢して、私の言いたい放題のわがままを聞いてくれていたのだが、そのうちに言葉少なになり、最後には黙り込んでしまった。
こうなるともうどうしようもないので、仕方なく、寝た振りをしたのだが(^^;
よくよく考えてみると、妊娠してから、家事もほとんどやらず、ぐうたらと寝てばかりいる私の為に、彼はいろいろとかいがいしく面倒を見てくれていた。
それが、なんとなく、当たり前のような気持ちになってきていて、彼への感謝を忘れていたかもしれない。ちょっと反省したので、いびきをかいているだーりんに向かって「ごめんね」と言っておいた。
やっぱり、日々の感謝は忘れちゃいけないよな。。

お腹 [1999年12月28日(火) 11W5D]
なんか、ここ2−3日でなんとなくお腹が出てきた気がする。
義母が、「お風呂でお腹に話しかけるといいのよ」と言っていたので、
お風呂に入るたびにお腹に向かってぶつぶつと言っていたのだが、(ちょっとマヌケな私)
最近、お腹を見ると、なんとなく出てきた、というかなんというか。。
「きをつけっ!」をしても、おへそが下を向かない。
これは。。。。。太っただけじゃないよね(^^;;;

実際に成長が見えない分、非常に不安だが、それなりにがんばってくれてるらしい。
私もがんばらねばね。
つわりでクリスマスケーキが食べられなかったからって、泣かないもんっ(←泣いてるらしい(^^;)

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